インスタントコーヒーの楽しみ方HOW TO ENJOY COFFEE

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インスタントコーヒーは生活の一部!
一流パティシエの楽しみ方とは?
シェフショコラティエ/パティシエ・江口和明さん

お得にケーキが食べられるランチセットや季節のパフェを求める女性客でいつも盛況の『パティスリー&カフェ デリーモ』。ここで、シェフショコラティエをつとめるのが、江口和明さんだ。東京と神戸の高級チョコレート店で研鑽を積み、ベルギーの老舗高級チョコレートブランド『デルレイ』の本店で研修後、同社の日本初上陸時にシェフに就任したキャリアをもつ。10代の早いうちからインスタントコーヒーを飲みはじめるも、習慣化したのはここ10年ほど。朝、仕事中、ホッとひと息つくときに飲むのはインスタントコーヒーだという。

Interview

インスタントコーヒーの良さはどんなところでしょうか?

江口まず、すぐ飲めるところです。時間がなくても手早く美味しく作れて、誰がいれても味が変わらなくて、しかも、香りはドリップコーヒーと遜色ない。正直、インスタントコーヒーの方が美味しいと思うときもあります。妻とふたりのときは産地別の豆をミルで挽いていれていたこともありましたが……子供が生まれたらゆっくりする時間もないじゃないですか(笑)。そこで、良さに気づきました。目をつむってドリップとインスタントを飲み比べしたら、味の違いが分からない人もいるのではないでしょうか? 世の中には、インスタントコーヒーの美味しさに気づいてない人もいると思いますね。

飲むのは主にインスタントコーヒーなんですか?

江口ごく稀に家でドリップコーヒーをいれることもありますが、家での朝の1杯も事務所でも、夜もインスタントコーヒーです。濃いめが好きでスプーン山盛り3杯を使うから消費量が多いみたいで、月に5~6瓶は空けていますよ。

夜も飲まれるんですね。

江口デカフェなので、時間は気にせずで。夜は寝る前のリラックスタイムとして、妻との会話を楽しみながらチョコをお供に飲んでますね。というのも、仕事柄、自分たちが作ったり、流通していたりするチョコを食べなければいけないんですよ。いざ仕事で試食するとなっても一度に30種類も食べられないですし、味も分からなくなるので、毎日少しずつ食べる。そこに必ず好きなコーヒーがあるという感じですね。

チョコと一緒ということは、ブラックで飲まれていますか?

江口そうですね。糖分は仕事で摂っていますから、基本はブラックで。ミルクを入れることもありますが、牛乳のときもあれば、市販のプロテイン入りミルクのときもありますね。普通の食事だけでは、人間が一日に必要なたんぱく質の量が足りないことの方が多いので、それをどこで摂るかを考えたら、習慣的に飲むコーヒーかなと。

コーヒーを飲む習慣はいつ身についたんでしょう?

江口結婚した10年くらい前です。家で自由に飲める環境になったことと、当時カフェ文化が広がったことも背景にあったと思います。ただ、インスタントコーヒーは父親が飲んでいたので、スキー練習のために父親と山にこもっていた中学生のころから飲んでいましたよ。家がジュース禁止で麦茶か水しか許されていなかったのもあって、その場にあった温かい飲み物の選択肢はインスタントコーヒーのみ。ミルクを入れて、1日何杯も飲んでいた記憶がありますね。飲食で働きはじめてからは、若手がランチを作りコーヒーも用意するので、「○○さんはミルク入り、〇〇さんは砂糖入り」と細かく先輩の好みを覚えて、コーヒーを作ってましたねぇ。振り返ると、インスタントコーヒーは僕にとって生活の一部かもしれません。

ちなみに、パティシエならではのインスタントコーヒーの活用アイデアはありますか?

江口パンケーキの生地に濃く溶いて加える、チョコを湯煎しているときに溶かすなどすれば手軽にコーヒー味のお菓子が作れますね。水に溶けやすいタイプなら生クリームに顆粒のまま加えればコーヒーホイップになりますから、家庭でのお菓子作りに便利に活用できると思いますよ。

Afterword

「口に入れるなら体にいいものが良いので、オーガニックでフェアトレードのインスタントコーヒーを愛飲しています。フェアトレードに変えたことで、日常的に“人を助ける”ことを意識するきっかけになりましたね」
「口が広くて飲みやすいカップが好きで、家でよく使うのは左ですが、お店で使う右のカップを使うこともあります。ウチは量が多めなんですよ。僕自身の生活でクセづいているからこのサイズになるんでしょうね(笑)」

Profile江口和明さん

東京都出身。シェフショコラティエ/パティシエ

和食料理人の父親、栄養士の母親という環境で食の感性を磨かれながら育つ。製菓学校卒業後『渋谷フランセ』に入社し、その後は東京や神戸の高級チョコレート専門店にて研鑽を積む。ベルギーの老舗高級チョコレート『デルレイ』の本店で研修、同社の日本初上陸時にシェフに就任。現在は『パティスリー&カフェ デリーモ』(東京ミッドタウン日比谷)など『デリーモ』ブランドのシェフパティシエをつとめる。積極的に商品開発も手がけ、同店の「フィナンシェブロンドキャラメル」は「現役秘書が選ぶ『接待の手土産セレクション2000』特選」に選出されている。

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