原材料はコーヒー豆100% ~だから、あの香り、この味わい~
コーヒー豆ができるのは赤道を中心に、南北の回帰線で区分されている熱帯地方で、「コーヒーベルト」と呼ばれる地域。
ジャスミンの花のように香り高い真っ白な花から、チェリーと呼ばれるほど、真っ赤に熟したコーヒーの実がなり、その種子が、コーヒー豆と呼ばれ、インスタントコーヒーの唯一の原材料なのです。
産地もいろいろ。コーヒー豆は木が生育した産地、場所、気候、種類によって微妙に味が異なります。だから、いくつかの種類をブレンドすることによって、さらに豊かな味のハーモニーが生まれます。
買ってから、おいしく飲めるのは、いつまで?
開封前なら、レギュラーコーヒーで製造日より1~2年、インスタントコーヒーなら3年です。コーヒーは湿気と熱を嫌いますので、開封後はご使用ごとにフタをきっちりと閉めて下さい。
なおインスタントコーヒーは、開封したら蓋の内側のラベルを全部はがし、しっかりと蓋をして保存してください。
インスタントコーヒーの表示例
- 品名:インスタントコーヒー(フリーズドライorスプレードライ)
フリーズドライまたはスプレードライ等、製法上の特性区分を表示する場合もあります。
- 原材料:コーヒー豆(生産国名:コロンビア、ブラジル、インドネシア…)
原材料は100%コーヒー豆に限ります。他の原材料を使用した場合はインスタントコーヒーとは表示しません。 なお、原材料に使用されたコーヒー豆の生産国名を、主要なものにつき原則として重量の多い順に表示します。
- 内容量:200グラム(g)
内容量をグラム(g)、キログラム(kg)単位で明記します。
- 賞味期限:05.10.01
一括表示ができない場合は、瓶底などに表示する場合もあります。
- 保存方法:直射日光を避ける、高温多湿を避ける
品質や香りを保つため直射日光を避け、低温、乾燥した場所で保存してください。
- 使用上の注意:開封後はできるだけ早く使用、濡れたスプーンなどは使用しない。
インスタントコーヒーは特に乾燥度が高いので吸湿しやすく、固まることがありますので キャップはきっちりと閉めて保存し、一ヶ月くらいで使い切るようにしましょう。
- 焙煎方法等の冠表示:炭焼焙煎、遠赤外線セラミック焙煎など
上記例示は、焙煎時の熱源が炭あるいは遠赤外線セラミックのみである場合の表示になります。 使用した熱源を100%用いた場合に限り表示します。
- ブレンド:モカブレンド、ブルーマウンテンブレンドなど
原材料として使用したコーヒー生豆の産地、銘柄などを冠表示する場合には、そのコーヒー生豆が30%以上使用されているものに限り表示する事ができます。『ブレンド』の代わりに『ベース』という表現をする場合もありますが『○○タイプ』などの表示はしません。
- 有機栽培・無農薬・無化学肥料栽培等の表示について
客観的条件の揃ったものに対して表示を認めます。(2001.4.1JAS法の規定による)。ただし、『新鮮』『フレッシュ』『身体にやさしい』等の表現表示は不当表示になります。